園について

園について

総合幼児教育研究会の内容と方針

すみれ保育園では、人間が人間として、よりよく生きていくために、総合幼児教育研究教育の、3つのエッセンス【動き・ことば・リズム】を大切にしています。

1. 動き〜ゆたかな環境を設定し、意志ある身体を育む
朝一番から、いきいきと躍動する総幼研の子どもたちの動きは、一つひとつきびきびとしてとても気持ちよく見えます。小さな身体にあふれるエネルギーを存分に燃焼させる多彩な活動が、全身を心地よく刺激して、幼児の総合的な発達を育みます。
ゆたかな環境を通して、意欲と集中力みなぎる身体を育て、子どもの主体性の気づきを開きます。
2. ことば〜遊びの経験を通して、言語感覚を育てる
〈ことば〉こそ人間性の基礎。総幼研の子どもたちは、古今の名詞やことわざ、漢詩さえも楽しく暗唱し、いきいきと音読しています。先人から引き継がれた日本語が持つ、一級のリズムや響きを楽しみながら、五感すべてを使って吸収していく。
「意味がわかる」ためでなく、「あそび」ながら幼児のゆたかな言語感覚を育てます。
3. リズム〜心地よい生活のリズムを身に刻む
総幼研の子どもは、音楽をはじめ絵画・文章といった多様な表現活動を積み重ねています。発声や合唱の経験は、狭義の音楽活動にとどめるものではなく、子ども同士の共同愛や他者とのコミュニケーションを培うもの。
すべての活動が心地よい生活のリズムを繰りなし、幼児身体の深部に元気や躍動感を育みます。

保育の環境

城南区の住宅街にありながら、竹林や隣接する公園の豊かな緑に囲まれ自然がいっぱいの保育園です。園舎の造りも、周りの緑がよく見渡せるように工夫されていて、とても開放感があります。
キリスト教に基づいて、一人ひとりの個性を大切にする保育を心掛け、総合幼児教育研究会に加入し、『知・情・体』三位一体のバランスのとれた教育環境を整え、『みんなで育つ・みんなが育つ』をモットーにしています。
姉妹園に、福岡いずみ幼稚園(西区福重)、なごみナーサリー(早良区田村)があり、3園合同の行事を通して、姉妹園ならではの交流もたくさんあります。
子どもたちの一日は、体育ローテーションで始まります。鉄棒・跳び箱・マットなどを組み合わせた全身運動で、目覚めたばかりの体と脳の働きを、毎朝十分に活性化させてから保育室に入ります。
礼拝は静粛に、日課活動は活気に満ち溢れています。カード遊び(乗り物・果物・ひらがな・国旗など)は、子どもたちの大好きな活動のひとつで、先生の繰り出すカードに、大きな声で答え、毎日楽しく取り入れています。『意味がわかる』ためではなく『あそび』ながら、子どもたちは豊かな言語感覚が育っています。また、”薄着教育”で、子どもたちは元気いっぱい活動し、豊かな心を育てるために、音楽教育にもカを入れています。

保育の方針

(1)子どもの健康と安全を基本にして保護者の協力の下に家庭養育の補完を行います。
(2)子どもが健康安全で情緒の安定した生活ができる環境を用意し、自己を十分に発揮しながら活動できるようにします。
(3)毎日礼拝をして1日を始め、キリスト教に基づく保育を行い、豊かな人間性を持った子どもを育成します。
(4)総合幼児教育研究会によって「知・情・体」の調和のとれた教育環境を整え「動きとことばとリズム」を基調とした適切な経験を与え、活発な活動を繰り返し展開して幼児の全面発達に全力を尽くします。
(5)乳幼児などの保育に関する要望や意見、相談に際しては、わかりやすい言葉で説明をし、保育園としての社会的責任を果たします。

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